6kBでRPGを作るテクニック
2016年に作ったRPGをひさしぶりに遊んでみる。
HSP プログラムコンテスト ショート部門に応募したRPG。
プログラムは6kBまでなので、ひたすら容量を削る必要があった。
容量ギリギリまで、バイト単位でプログラムを詰め込んだ。
本来はミニゲームを投稿するようなコンテスト部門だと思う。
画像から RPG のマップを生成する方法で、6kBの容量でも広大なマップを実現した!
迷路生成アルゴリズムを大幅に簡略化して、洞窟を作った。
容量を削減するには、とにかくマップデータを持たずにアルゴリズムでマップを生成する。
スーパーファミコンのシムシティも、乱数からマップデータを作っていたらしい。
敵がいる洞窟では、視界が狭くなる。
迷路生成がガバガバでも、迷子になるようにしたかった。
ドラクエ1っぽい。
会話データも、容量の都合で仕方なく半角カナを使った。
Shift-JISなら半角カナを1バイトで表現できる。
2バイトの漢字も使っている。
容量を削れる場合
洞窟 4バイト
ドウクツ 5バイト
さすがに半角カナでは読みづらすぎる場合
北の洞窟ヲ抜ケルト町ガアルワ
⇨「北の洞窟を抜けると町があるわ」
頑張って読んでください。
道具の説明はゲーム中に一切なし。
何回か使える体力回復アイテム。
重要アイテム「カギ」を何回でも拾える。
たしかアイテムの重複チェックも容量の都合で実装できなかった気がする。
代わりに、カギは1回使うごとに消える消耗アイテムとした。
この仕様もドラクエ1っぽい。
ちなみに
はドラクエ2がさらに好きです。
敵との戦闘
画像は用意せず、単色のアスキーアートで敵を表現した。
残念ながら容量が足りず、戦闘シーンはまるごとカットした。
戦いに勝つか、死亡の2通りしかない。
勝った場合、主人公が少しずつ強くなる。
死亡した場合、お金が半分になってスタート地点へ戻される。
敵
同じアスキーアートを、色だけ変えて使いまわしている。
その他いろいろ
終盤になると、ゾンビのような強敵も出てくるぞ。
自分で自分のゲームをクソゲー呼ばわりするのヨクナイ!
この癖はヨクナイ。
いま遊んでみたら、Cosenseにたくさん書けるほどネタがあった。
容量制限が厳しいし、技術ネタに傾倒しているのは仕方がない。
難易度調整が粗かったり、不親切なところがあるのも仕方がない。
続きはWindowsで遊んでみてね。